広島・野村、初開幕投手へ順調 2度目打撃投手「バランス悪くない」 

[ 2018年2月24日 09:20 ]

ランチ特打に登板した野村
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 広島の開幕投手候補・野村が、沖縄2次キャンプで2度目の打撃投手を務めた。鈴木、西川、メヒアを相手にワインドアップ、セットポジションで3セット45球を投げ、安打性を3本に抑えた。「体に疲労がたまっているけどバランスは悪くなかった。特に3セット目は力を入れて狙ったところに投げられた」

 今春のキャンプでは7年目にして初めて実戦の登板予定がなく、3月のオープン戦4試合に投げて開幕に向かう青写真を描いている。「対外試合の登板は3月に入ってから…とキャンプ前に言われていた」。その分、走り込みやトレーニング量を増やし、例年以上に体をいじめ抜いてきた。じっくり調整させるのは、首脳陣が全幅の信頼を寄せているからこそ…だ。主戦扱いに、意気に感じる。

 今春初実戦は3月3日、西武とのオープン戦(佐賀)が濃厚。4週間後には中日との開幕3連戦が控える。開幕投手も「競争」の方針を堅持する緒方監督。信頼というアドバンテージを生かし、野村は自力で初の大役をたぐり寄せる。(江尾 卓也)

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2018年2月24日のニュース