阪神・ロサリオ、3月OP戦フル参戦へ 投手の“変化”を警戒

[ 2018年2月24日 08:30 ]

ロサリオは29歳の誕生日を迎えケーキを前に笑顔でサムアップ
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 キャンプ休日の23日に29歳の誕生日を迎えた阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29=韓国ハンファ)が、3月はオープン戦17試合にフル参戦し、3月30日の開幕巨人戦にピークを合わせる方針を示した。

 「(オープン戦は)まずはシーズンに合わせることが一番、大事だと思っていますが、なるべくうまく自分の体調を保ちながら、シーズンに入っていけるように。全部(のオープン戦に)は出るつもりはないですけど、3月に(大阪に)帰ったら、基本的には毎日、試合に出られるような体調を整えてやっていきたいと思います」

 新4番の言葉に、ヤル気がみなぎる。今キャンプでは、ここまで紅白戦を含む実戦5試合に出場して11打数8安打、打率・727、3本塁打、9打点。圧倒的な数字を残しているが、慢心はない。この数字を、シーズン開幕後も継続しないと意味がないことが分かっているからだ。そのためには、開幕までの過ごし方が重要となる。だからこそ常に実戦勘を養いながら、「3・30」に向かう算段だ。

 「今、スプリングキャンプをやっていますけど、3月に入ったら全然、違う球種を投げてきたりとか、投手によっては、もっといい状態で来ると思う。そこを見極められるようにしたい」

 3月のオープン戦17試合中、同一リーグとの対戦は10試合。広島を除く4球団の投手の球筋、配球などを確認する絶好の機会だ。24日のオープン戦・ヤクルト戦(浦添)は欠場し、宜野座で残留調整の予定。今はまだ、キャンプの段階。本番モード突入は、3月に入ってからだ。

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2018年2月24日のニュース