由伸監督、初ノック398本 阿部、坂本らに「よく動けている」

[ 2018年2月23日 05:30 ]

坂本にノックする高橋監督
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 巨人・高橋監督が今キャンプで初めてノッカーを務めた。全体練習後、内野陣の特守で1時間2分の計398本。昨春キャンプに続いて、手のひらにマメをつくりながら左右に振り「みんなよく動けている。(阿部)慎之助も順調に調整できている。こういうことをやることで下半身が強くなる」と振り返った。

 一塁に阿部、遊撃に坂本勇、二塁と三塁に吉川尚と岡本が入った。坂本勇が「執念だ!」と叫びながら捕球し、阿部も球に飛びつく。坂本勇が「若い選手のいい動きが刺激になる」と言えば、吉川尚も「先輩たちが声を出していて、僕も負けないように必死になった」。主力と期待の若手が、泥だらけになりながら白球を追うことで相乗効果を生んだ。

 オープン戦初戦となるあす24日のDeNA戦(沖縄セルラー)から阿部や坂本勇ら主力の出場が予定されている。4年ぶりのV奪回へ、井端内野守備走塁コーチと交互にノックを打ち続けた指揮官は「日々成長して、少しでもいい結果を出していってほしい」と期待した。 (神田 佑)

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2018年2月23日のニュース