大谷“必殺スライダー”大リーグ公式球で切れUP 正捕手も絶賛

[ 2018年2月19日 05:30 ]

初の打撃投手を務める大谷(右)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が17日(日本時間18日)、初めて「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃投手を務めた。マイナー2選手に対し、30球を投げて安打性の当たりはなし。日本の公式球より変化球が曲がりやすいと言われる大リーグ公式球で、宝刀のスライダーが切れ味を増した。18日(同19日)は野手集合日で主砲のマイク・トラウト外野手(26)と対面する。

 驚異的な変化だ。大谷のスライダーは右打者モーガンに向かっていった。相手は体をのけぞらせたが、大きく横滑りし、外角低めに決まった。これを2球続けて見逃し三振。球を受けた昨季ゴールドグラブ受賞の正捕手マルドナドは「素晴らしいスライダーが2球あった」と絶賛した。

 「まずしっかり投げられたことが一番良かった。いい球、悪い球もあった」と大谷。「いい球」はもちろんスライダー。モーガンには5球投じ、4球が見逃しストライクだった。日本球界最速を誇る165キロ。その腕の振りの鋭さはスライダーの変化を大きくする。昨年から米メディアに「アンフェアなスライダー」と呼ばれていたが、大リーグ公式球が拍車をかける。日本より縫い目が粗いために空気抵抗が増加し、変化量がさらに増した。

 「悪い球」はカーブで抜け球が目立った。大リーグ公式球は滑りやすい特徴もあるが「そういうところを確認できたのが良かった」と前向きで、マルドナドからも「アリゾナは乾燥しているから抜けたりするのも当然。シーズンが始まればそこも違ってくる」と言われた。15球を2セット。モーガンに加え、メジャー最年長勝利記録を持つジェイミー・モイヤー氏の息子ハットン・モイヤーにも安打性を許さなかった。

 練習後には、自身と同じ背番号17をつけたエ軍OBのダリン・アースタッド氏(元外野手、現ネブラスカ大野球部監督)と対面。「“おめでとう”と声を掛けてもらった」と笑みを浮かべた。次回の打撃投手は20日(日本時間21日)か21日(同22日)の予定。「次回に向けて修正するところは修正して、継続して取り組んでいきたい」と先を見据えた。 (米アリゾナ州テンピ・柳原 直之)

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