藤浪に“江夏節”エール「うわべだけいじくっても駄目」

[ 2018年2月16日 05:30 ]

ブルペンで投手陣の投球を見守った江夏氏
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 阪神OBの江夏豊氏(69)がキャンプを訪れ、新フォームに取り組む藤浪のブルペン投球を見届けた。捕手の真後ろに座って球の軌道、マウンドでの振る舞いなどもチェック。「大胆に、いい意味で大ざっぱにやればいい。ステップがどうとか、腕の振りがどうとか考えすぎないように」とエールを送った。

 臨時投手コーチだった一昨年から、3年続けて藤浪の苦しむ姿を見てきた。エースとしてフル回転しないといけない存在だからこそ要求も高くなる。「うわべだけいじくっても駄目。どう変わろうとしているのかはっきりとさせて、心の底から強い意識を持ってやらないと」と説いた。

 藤浪は16日、楽天との練習試合に登板予定。7日の紅白戦では2回2失点で、変化球の制球をテーマにマウンドに上がる。

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