女子プロ野球の川端&磯崎がバレンタイン来社「球場に来て」

[ 2018年2月15日 05:30 ]

バレンタインのチョコレートを本紙男性社員に手渡す(右から)磯崎由加里、川端友紀(中央は辻内崇伸監督)
Photo By スポニチ

 女子プロ野球・埼玉アストライアの川端友紀内野手(28)と磯崎由加里投手(26)がバレンタインデーの14日、辻内崇伸新監督(30)とともに東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、社員にチョコレートをプレゼントした。

 埼玉は昨季、レギュラーシーズン2位で女王決定戦に進出。同1位の兵庫ディオーネに連勝し、下克上で4年ぶり2度目の年間女王に輝いた。「アストライアしか獲るチャンスがない2連覇が目標」と川端が言えば、磯崎も「全員で2連覇に向かっていきたい」と話した。

 チームを頂点へ近づけるのはタイトル。川端は10、11、13年の3度獲得したことのある首位打者が狙いだ。「過去4年獲れていない。修正方法を確立して、シーズンを通して好不調の波を小さくしたい」。昨季11勝で最多勝、最高勝率となった磯崎は「まだやったことのないシーズン防御率1点台を目指し、最優秀防御率になれれば」と意気込む。

 開幕戦は3月21日。女子プロ野球にとって7年ぶりのナゴヤドームでの公式戦で、兵庫から拠点を移した新生・愛知ディオーネと当たる(午後1時開始)。開幕投手候補の磯崎は「そのマウンドに立てるように準備したい。たくさんの方に球場に来ていただきたい」とPR。川端は「7年前にプレーした時よりレベルアップした姿を見せたい」と話した。

 ホーム開幕は4月7、8日の川口市営球場での京都フローラ戦(いずれも午後1時開始)。川端は地元のファンに向け「埼玉の方たちはいつも私たちと一緒に、勝てば喜んでくれ、負ければ悔しがってくれる。今年も最後に一緒に笑えるように頑張ります」とメッセージを送った。

 ▼辻内崇伸監督 今年のチームは個性豊かな選手が集まっている。個性を集結して、いいチームを作っていきたい。チームみんなで2連覇という同じ目標に向かっていく。

続きを表示

2018年2月15日のニュース