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球児“火の玉”健在!05年型フォームで勝利の方程式入りへ

フリー打撃に登板した藤川
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 阪神・藤川球児投手(37)が春季キャンプ第3クール最終日となった13日、フリー打撃に登板した。左足を上げる際に一度、静止する新たなフォームで力のこもった直球を連発。セットアッパーとしてリーグ優勝に貢献した05年をほうふつとさせる投球フォームで、今季は勝利の方程式入りも見据える。

 スッと上げた左足を一度、静止させ、力強く前に踏み込んでいく。右腕から放たれた白球は球威十分だ。藤川が、18年型の投球フォームで順調な仕上がりをアピールした。

 「良かったと思う」

 短い言葉でも、柔らかな表情には、確かな手応えがにじんだ。今春初めてとなる打者を相手にしたフリー打撃登板。右打者の陽川に対して14球で安打性は2本という結果以上に目を見張ったのは、左足の上げ方。タメを作るように間を取る新たなフォームに見えた。

 今季から2段モーションを反則投球とした野球規則の文言が削除され、左足を静止させる2段気味のフォームも問題なくなった。

 藤川自身、06年の規則厳格化でそれまで2段気味だったフォームをシンプルなものに変更。ルールに影響されることなく、その年は63試合に登板し、防御率はキャリアハイの0・68をマークした。

 今年1月の自主トレ公開時では「2段モーションがダメと言われた、次の年に成績を残した。これができなかったらできない、では能力がないだけ」と当時を回想。逆境にも惑わされず進化した。

 そして今年、ルール緩和に合わせるように、80試合登板、46ホールド、防御率1・36でリーグ優勝に貢献した「05年型」にフォームを進化させようとしている。香田投手コーチも「2段というか、しっかり(左足で)立ってタメを作って。目指すところはそういう(05年のような)ところ」と説明。フォーム同様、05年と同じセットアッパー起用についても「球児の名前が入ってくるような意気込みがある。(セットアッパー起用できる投手が)数多くいるのはありがたい」と期待した。

 昨年、救援陣5人が60試合登板を果たしたことを踏まえ、自身は開幕時にピークを持っていく早めの仕上げを目指す。フリー打撃を見守った金本監督も「切れというか、伸びというものは相変わらず。ちょっと球が重くなったように見えた。押し込む力というか」と、衰え知らずの「火の玉」に目を細めた。

 「(ステップを踏んでいくのは)今からですね」。まだまだ、試運転。背番号22が、ここから上昇気流を描いていく。

[ 2018年2月14日 05:30 ]

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