阪神・矢野2軍監督 初球攻撃を指令「27球で終わっても」

[ 2018年2月10日 05:30 ]

阪神の矢野2軍監督
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 阪神・矢野燿大2軍監督(49)が9日、高知・安芸キャンプ初実戦となる11日の四国銀行とのプロアマ交流戦(安芸)を前に、積極的な姿勢を要求した。

 「準備力を上げるためにも、自分から打ちにいく姿勢でね。こちらが言ったから、やるのではなく。その中で失敗したり、悪い結果が出ても次をどうするかが見えてくる。全員が初球から打ちにいった結果、27球で終わったとしてもダメということにはならない」

 入念な準備をした上での初球攻撃が不発に終わっても、得るものは必ずある。個々のレベルアップだけではなく、チーム全員が意識を共有できれば相手チームに重圧を与えることもできる。捕手出身の指揮官らしく、捕手目線でのプラス作用も口にした。

 「簡単に見逃してくれるとバッテリーはリズムをつくりやすくなるけど、初球から振って来られると、例えばフォークから入ったり難しい配球になってくるからね」

 キャンプイン前日の全体ミーティングでも掲げた超積極的野球。今春初の対外試合で、矢野イズムの一端を見せる。(森田 尚忠)

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2018年2月10日のニュース