西武 山川6連発で侍4番アピール、稲葉監督「非常に驚いた」

[ 2018年2月4日 05:30 ]

侍ジャパン・稲葉監督キャンプ視察

西武南郷キャンプ フリー打撃で柵越えを連発する山川
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 豪快弾連発で猛アピールだ。西武・山川が、侍ジャパン・稲葉監督の目前で持ち前の長打力を発揮した。フリー打撃では最初の5スイングで全て柵越え。休憩を挟んでの初球もフェンスを越えた。圧巻の6連発。打撃投手に対する26スイングで140メートル弾を含む15本の柵越えを放った。

 昨季は78試合で23本塁打。11月に行われた「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では4番を任されたが、5年目の26歳は「今年はまずレギュラーを獲るのが先」と言う。それでも稲葉監督は「初球からホームランを打っていた。ああやって初球から捉えられる準備は非常に驚いた。まだ3日目なのにあれだけの打球を飛ばしていた」と絶賛。「ファーストで今、名前を挙げる中でも十分入ってこられる選手」と3月の強化試合でも有力候補となることを示唆した。

 バットを振ることを最優先しているキャンプ序盤。山川は「例年に比べたらしっかり振れている。これから右中間、センターに強い打球を増やしていきたい」と先を見据えた。(春川 英樹)

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2018年2月4日のニュース