ダル、カブス最有力!猛アタックで8球団争奪戦ようやく最終局面

[ 2018年1月30日 07:50 ]

ドジャースからFAとなったダルビッシュ(AP)
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 ドジャースからFAとなっていたダルビッシュ有投手(31)の移籍先として、カブスが最有力となっていることが28日(日本時間29日)、分かった。今オフのFA先発市場で最大の目玉である右腕に対し、2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すカ軍が提示条件を見直して猛アタック。8球団が参戦した争奪戦が、いよいよ最終局面を迎えた。

 例年になくFA市場の動きが遅い中、バッテリー組のキャンプインまで残り約半月と迫り、ダルビッシュ周辺の事態が動いた。複数の大リーグ関係者の情報を総合すると、FAとなったエース右腕アリエッタの後釜が必要なカブスは、今月中旬以降、これまで提示していた条件を見直して正式オファー。ダルビッシュ側の希望する条件に近づきつつあるという。

 自身が初めて経験するFAという立場。ダルビッシュは、あくまでフラットに移籍先を検討した。重視すべき点として、年数や金額以外でジョエル・ウルフ代理人と確認していたのは3点だった。第一にはシーズン後に「ワールドシリーズに出て活躍したいというのが目標になった」と掲げた通り、世界一を狙えるチーム。16年に世界一になり、野手を中心に若手が充実するカ軍は申し分ない。

 残り2つはフロント陣やコーチ陣の性格も含めた組織の雰囲気の良さと、本拠地の住環境。昨年12月18日、球団首脳と、自宅のあるテキサス州ダラスで行われた約3時間半の交渉に通訳なしで同席した。そこで自ら質問を重ね、自身のツイッターで「非常にいいミーティングでした」と好印象を明かした。

 ワールドシリーズ第7戦でアストロズに敗れた直後には「自分はドジャースでやり返したい」と心境を吐露。エース左腕カーショーや主砲のターナーから残留へラブコールを送られていた。一方、ファーハン・ザイディGMは前日、話し合いが継続中であると明かしつつ「ハードルがある」と課徴金(ぜいたく税)を避けるための調整が途上であることを示唆。現状では極めて分が悪い。

 米サイト「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者は、ダルビッシュが今週中に移籍先が決定する見通しと、カブスが優勢である現状を伝えた。先頭に立ったカ軍を軸に、最後の攻防が繰り広げられる。

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