マエケン 日本人最多18勝宣言 野茂超えデビュー3年合計47勝へ

[ 2018年1月29日 06:20 ]

ドジャースのファンフェスタに参加し、米メディアのインタビューを受ける前田(右)
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 ドジャースの前田が27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで行われたファンフェスタに参加し、メジャー3年目となる今季の目標に背番号と同じ18勝を設定した。16年に16勝、17年に13勝を挙げた右腕は「目標は大きく。(自身の)最高が16勝なので、それ以上できたら」と言葉に力を込めた。

 18勝は08年のレッドソックス松坂に並ぶ日本投手最多。デビューから3年間の合計では47勝となり、野茂の43勝を上回り日本選手のトップに立つ。ファーハン・ザイディGMも「彼は過小評価されている。2年間で29勝もしている投手が他にどれだけいるんだ」と大きな期待を寄せた。

 前田を後押しするのが直球の球速アップ。1年目は90マイル(約145キロ)前後が中心だったが、2年目は後半戦で93マイル(約150キロ)以上が増えた。救援で起用されたポストシーズンは自己最速の96マイル(約154キロ)を記録。「リリーフで久しぶりに全力で投げて自分の中のリミッターが外れた。先発でもそういう体の使い方ができる」。手応えを胸に、さらなる飛躍を期した。 (ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

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2018年1月29日のニュース