阪神 大阪桐蔭・根尾は遊撃指名 全12球団が投手と野手でドラ1候補に

[ 2018年1月27日 06:45 ]

選抜出場が決定し、雄叫びを上げる根尾(前列中央)
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 阪神が今秋ドラフト1位候補としてリストアップしている大阪桐蔭・根尾昂内野手(2年)を、基本的には遊撃手として評価していることが26日、分かった。現時点で全12球団が1位候補にリストアップ。中には投手として評価する球団もあるが、阪神の球団関係者が方向性を示した。

 「根尾君は投手としても素晴らしい素材ですが、プロでは遊撃手でしょう。肩が強くて足も速く、守備範囲が広い。打撃もシュアで長打力もある。いい内野手になる条件を持ち合わせています」

 身長1メートル77と体格にこそ恵まれていないものの、投げては最速148キロを誇る本格派右腕。そして打っても高校通算20本塁打のパンチ力を持ち合わせる。さらに50メートル走6秒1の俊足、柔らかいグラブさばき…。内野手としても、超一流になる才能に恵まれている。

 大阪桐蔭では1年夏からベンチ入りし、野手兼投手でプレー。兼任とは言いながら大一番で先発を任されるなど、投手として主戦級の役割も担う。過去の選手で同タイプを求めるなら…。球団関係者は「タイプとしては松井稼(西武)が近いですね。あとはソフトバンクの今宮や大阪桐蔭の先輩である西岡にも近いタイプの選手だと思います」と話した。

 特に根尾と同じ身長の松井稼は、PL学園2年春の選抜にエースとして出場するなど高校時代は投手だったが、西武には内野手で入団。3年目で遊撃のレギュラーをつかんでスター選手に成長し、内野手として日本人初のメジャーリーガーになった。日米通算2000安打も達成した超一流内野手だ。明豊時代に最速154キロを叩き出した今宮もプロでは内野手に専念し、常勝軍団で3年目から正遊撃手を務めている。西岡もロッテ時代に首位打者1度、最多安打1度、盗塁王2度のタイトルを獲得した球界屈指の内野手。そんな3人と同タイプの根尾にも超一流の内野手に成長する「伸びしろ」が見いだせる。

 阪神は二遊間、特に遊撃のレギュラーが不在の現状。チーム編成上も20歳前後の若い内野手が少なく、今秋ドラフトでは高校生内野手を補強ポイントに掲げて根尾とともに報徳学園・小園も1位候補にリストアップ済み。3年後、5年後の正遊撃手獲得を目指す。

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