ロッテドラ4菅野 幼なじみ楽天・茂木のバットで打撃開眼

[ 2018年1月27日 09:17 ]

18年版球界新士録=ロッテドラフト4位・菅野剛士外野手(24)

楽天・茂木モデルのバットで開幕スタメンを狙うロッテのドラフト4位・菅野       
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 小学6年時、ロッテドラフト4位・菅野は武蔵府中リトルで3番を任され、全国大会決勝まで進んだ。1番は楽天の茂木、4番には日本ハムの横尾が座る強力打線。ひと足先にプロで活躍するこの2人がいるステージについに駆け上がった。

 「昔から知っている友達ですよ。2人は野球の幼なじみですね」

 東海大相模から明大へ進むと、茂木(当時早大)、横尾(当時慶大)と再会。左打ちの外野手は東京六大学では通算28二塁打のリーグ新記録を樹立した。負けない成績は残せたが、15年ドラフトでは指名漏れし「ショックだった」と振り返る。茂木と横尾はプロの世界へ行ってしまった。

 1メートル71と小柄なことも評価を下げたと言われる。高校時代は2番で当てにいくタイプだったが、大学の途中からは「振って走る」と180度の意識改革。社会人から始めた筋力トレーニングも奏功し、菅野のフルスイングはプロの目に留まった。「パワフル。オリックスの吉田正みたい」と井口監督は評価し、開幕スタメン候補として注目している。

 バットは社会人1年目から使う「茂木モデル」だ。2年前、茂木に「どんなのを使っているの?」と聞き、もらったバットが手になじんだ。910グラムでヘッド寄りの重心。全身で振る菅野の力を効率的にボールに伝え、プロの扉を開いてくれた。これも「縁」だ。

 「(2人は)いい選手なので、自分も負けられない」。“周回遅れ”でも1年で追いつくことができる。それが、野球の醍醐味(だいごみ)だと菅野は考えている。 (福浦 健太郎)

 ◆菅野 剛士(すがの・つよし)1993年(平5)5月6日、東京都府中市生まれの24歳。小2から武蔵府中リトルで野球を始める。武蔵府中シニアを経て、東海大相模では春夏通算3度の甲子園に出場し、3年春は全国制覇。日立製作所では16年の都市対抗で準優勝に貢献し、若獅子賞。家族は両親と妹2人。1メートル71、83キロ、右投げ左打ち。

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