乙訓 創部55年目の初切符 川畑&富山Wエースで進撃

[ 2018年1月27日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会出場36校決定 ( 2018年1月26日 )

歓喜のジャンプを見せた乙訓ナイン
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 乙訓(おとくに)は創部55年目にして春夏通じて初の甲子園出場をつかんだ。昨秋の京都大会で初優勝を飾ると近畿大会では堂々の4強入り。市川靖久監督(35)は悲願達成に声を弾ませた。

 「これまで多くの方に支えていただき、たくさんのご支援いただいた中で、ここまで来られたと思います」

 京都府内では初、唯一の体育系専門学科であるスポーツ健康科学科を持つ。主力組では主将の中川、4番の宮田、左腕・富山らが学ぶ。室内練習場では最大6カ所の打撃練習が行えるなど、恵まれた環境も今回の躍進を後押しした。

 チームを支えるのがダブルエースの存在だ。昨秋にエースナンバーをつけた川畑は最速142キロ右腕。制球良く低めにボールを集め抜群の安定感を誇る。背番号10だった138キロ左腕の富山は昨夏の京都大会では背番1。今大会で「1」をどちらが付けるかは分からない。川畑が「ピンチでもみんなを元気づけられる投球をしたい」と語れば、西武・菊池に憧れる富山は「秋から成長した姿を見せたい」と前を向いた。

 市川監督は鳥羽(京都)の主将として2000年に春夏連続で甲子園出場。「1番・中堅」として選抜では4強入りに貢献した。「選手として6試合出させてもらったので、その経験を伝えたい」。元横浜(現DeNA)投手だった染田賢作部長(35)も郡山(奈良)で00年夏に甲子園に出場した。主に投手の指導を任されており「投手はみんなの人生を背負う」と説く。2人が揃って甲子園の土を踏んだ2000年生まれのナインを中心に聖地へ乗り込む。

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