大阪桐蔭史上3校目の春連覇へ ドラ1候補・根尾に「全開指令」

[ 2018年1月27日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会出場36校決定 ( 2018年1月26日 )

選抜での大暴れを誓う大阪桐蔭・根尾(左)と藤原
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 90回大会の節目を迎える今春。大阪桐蔭が史上3校目の快挙へ突き進む。過去に選抜連覇を成し遂げたのは1929、30年の第一神港商(兵庫)と81、82年のPL学園(大阪)の2校だけだ。歴史が物語る、難しいチャレンジに燃えるのが投打二刀流の根尾だ。

 「この春の選抜で高校野球が終わる、それくらいの覚悟で戦いたい。次があるという気持ちよりも、春にかける思いです」

 投げては最速148キロ、打っては高校通算20本塁打。新チームの公式戦全13試合で4番に座った。5本塁打、20打点はいずれもチームトップだ。昨秋の近畿大会準決勝・近江戦で16三振を奪って完封すると、翌日の決勝・智弁和歌山戦ではバックスクリーン右へ決勝弾。今秋ドラフト1位候補は投打で凄みを増すが、西谷浩一監督の要求はさらに高い。

 「力を合わせて春の連覇へ挑戦したい。打つ、守る、走る、投げる、すべてで根尾が全開になることが、うちの勢いにつながる」

 聖地では“ミスター0”だ。昨春の甲子園で2試合計3イニングを投げ、防御率0・00。史上初の大阪決戦となった決勝の履正社戦では胴上げ投手になった。エース柿木も昨年春夏の甲子園で計3試合に登板し、11回2/3を投げて防御率は0・00だ。エース柿木を支える一方で、根尾は「柿木よりもいい投球がしたい」と言いきった。

 根尾と同じく今秋ドラフト1位候補の藤原も控える最強軍団。昨春の選抜で史上初の決勝戦2本塁打の離れ業を演じた1番打者は甲子園で「打率5割」を目標に掲げる。根尾も大きな刺激を受ける一人だ。「野手と投手をやらせてもらっています。他の人と違うことをやっている責任があります。全部やります」と根尾。春連覇の偉業、その先につながる史上初2度目の春夏連覇へ。持てる能力すべてを解き放つつもりだ。(吉仲 博幸)

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