DeNA細川弟、明秀学園日立・拓哉 初聖地で150キロ出す 才能は兄以上

[ 2018年1月27日 08:52 ]

第90回選抜高校野球大会出場36校決定 ( 2018年1月26日 )

センバツ出場が決まり歓喜のジャンプをする細川(前列中央)ら明秀学園日立ナイン
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 兄の分まで大舞台を楽しむ。DeNAの2年目外野手・細川成也を兄に持つ明秀学園日立の最速144キロ右腕・細川拓哉は、力強く宣言した。

 「兄が行けなかった分、甲子園で活躍する姿を見せたい。まずは初戦突破。個人的には150キロを出したい」

 小、中学時代は2歳上の兄と同じチームに所属。高校も「兄の姿を見て、自分も成長できると思い」同校の門を叩いた。入学時は三塁手だったが1年生の6月、金沢成奉監督に呼ばれて投げたブルペン投球で速球を評価され、投手に専念。投手は中3で少し経験しただけだったが「抑えると野手と違ううれしさがあった」という。

 直後の夏。兄がエースだったチームは、茨城大会決勝で常総学院に甲子園行きを阻まれた。無念を受け継いだ弟は昨秋から背番号1をつけ、関東大会準優勝で春夏通じて初の聖地に導いた。

 昨秋は「野手みたいな投げ方」で被安打が多く、この冬はフォーム改造に着手。エンゼルス・大谷の足の上げ方を参考にし、間をつくって打者のタイミングを外す投法に変えた。さらに、スライダー系は打者に踏み込まれて打たれる傾向があるため、新球としてDeNA・山崎康のツーシームを動画で研究。光星学院(現八戸学院光星)で巨人・坂本勇を育てた指揮官も「しなやかで肩甲骨周りが柔らかい。兄よりも才能がある」と期待する。

 兄からは「関東大会決勝で負けた悔しさをセンバツで晴らしてこい」と激励された。高卒新人史上初のデビュー2試合連続本塁打を記録した昨季の活躍にも「凄く刺激をもらった」という。打っても5番に座るエースが、春の主役になる。 (原田 真奈子)

 ▼DeNA・細川 甲子園出場を決めめちゃくちゃうれしい。自分も頑張ろうという気持ちになる。弟には堂々と投球してきてほしい。

 ◆細川 拓哉(ほそかわ・たくや)2000年(平12)4月6日、神奈川県生まれの17歳。小1から北茨城リトルで野球を始め、中郷中では、いわきリトルシニアに所属し2年夏に全国大会出場。明秀学園日立では1年秋からベンチ入りし、2年秋から背番号1。好きな選手はエンゼルス・大谷。1メートル76、80キロ。右投げ右打ち。

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