旋風起こした21世紀枠 沖縄球児が憧れた「宜野座カーブ」

[ 2018年1月24日 10:02 ]

センバツ群像今ありて~第1章~

宜野座カーブでチームをけん引した比嘉裕
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 【春のヒーロー 名場面】 戦力以外の要素を加味して選考される21世紀枠の出場校で、全国の強豪をなぎ倒して4強入りしたチームがある。導入元年の第73回大会で旋風を起こしたのが宜野座だ。勝った3試合で計21犠打。背番号6のエース比嘉裕は縦に割れるカーブで好投を続けた。そのカーブは沖縄の球児がこぞってまねするところとなり「宜野座カーブ」の名が付いた。

 09年第81回大会の利府はエース塚本峻大を軸に掛川西、習志野、早実という常連校を撃破。準決勝も花巻東・菊池雄星(現西武)から先制する健闘を見せた。

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2018年1月24日のニュース