タイブレーク導入で名場面減る?早実・和泉監督「高校野球はそんなに足腰弱くない」

[ 2018年1月17日 10:00 ]

センバツ群像今ありて~第1章~

06年の選抜2回戦で関西・ダースと投げ合った早実・斎藤
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 あらかじめ走者を置いて試合の早期決着を促すタイブレークが、高校野球で一律に採用される。延長13回以降は無死一、二塁から開始。決勝のみ従来通りの15回引き分け再試合となる。日本高野連が選手の健康管理や大会日程の円滑な消化を目的に導入を決定。今春センバツから始まる。

 日本ハム・斎藤は再試合2度の経験を「選手はルールに従ってやるだけで、自分も普通に投げた。得たものもたくさんある。ただ、体は相当酷使したと思う」と回顧。そして、新規定に対して「高野連の方々が歴史も踏まえて決断された。賛成だし、これからの高校生にとってもいい」と話した。ダース氏も「過去の甲子園の歴史を考えたら…とは思うけど、現実を見ればいい変更」と同意見。さらにアイデアを示した。

 「できれば甲子園大会の期間を延ばしたらいい。球数を制限するやり方もあるが、それより試合間隔を空けた方が全然、回復が違う。そうするため、近い京セラドームも使ってはどうか。球児が肩を痛めて野球をやめる、投手を諦める…というのは大人が多少は守ってあげられる」

 死闘が生むドラマ性も理解し「歴史」という言葉を使った2人。早実・和泉監督は「タイブレークは面白くないという意見もあるかもしれないが、それはそれでドラマが出るかもしれない」と言う。打ち切りルールがなかった時代、1958年導入の延長18回引き分け再試合の時代、そして延長戦が最長15回に短縮された2000年以降も、名場面はあった。「高校野球は100年もやっている。そんなに足腰は弱くないと思う」と続けた。

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