山下泰裕氏 原氏を祝福「柔道界、野球界、スポーツ界発展に力合わせて」

[ 2018年1月16日 05:48 ]

野球殿堂入り発表 ( 2018年1月15日 )

故星野仙一氏のレリーフを見つめる原氏
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 【山下泰裕氏 原氏を祝福】

 原監督、野球殿堂入りおめでとうございます。原監督は、東海大相模、東海大の1年後輩ではありますが、同じスポーツ界の発展を願う同世代であり、私にとっても、大変うれしい限りです。

 実は高校、大学では交流はあまりありませんでした。ただ、野球の試合には応援に行っていたことを思い出します。東海大はご存じのように、野球と柔道がメインでしたので、2人とも大学を背負って活動している意識はありました。原監督と交流ができたのは現役を終わって指導者になってからです。

 昨年10月に大学で対談を行わせていただきましたが「限界を超えたところに自分の世界がある」と話していました。原さん自身、巨人の選手、監督、そして日本代表監督として常に大きな重圧と闘ってこられた。もちろん野球界にとどまらず、見聞を広める努力もあるでしょう。常にベストを尽くしてこられたのだと感じます。

 人間的に大変尊敬していますし、2人でこれからの柔道界、野球界、そしてスポーツ界の発展のために、力を合わせて頑張っていきたいと思っています。 (東海大学理事・副学長、全日本柔道連盟会長)

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