ロッテドラ3山本 どよめかせた「“猫だまし投法”ですかね」

[ 2018年1月16日 05:30 ]

ボクシングのジャブのように素早くグラブをはめた右手を胸元へ引き寄せる山本
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 ロッテのドラフト3位左腕・山本(三菱自動車岡崎)が「猫だまし投法」を披露した。井口監督らも見守ったロッテ浦和球場のブルペンはこの変則投法にどよめく。投球途中、グラブをつけた右手をボクシングの「ジャブ」のように前へ突き出し、すぐ胸元へ引き寄せたのだ。

 「(投球の)タイミングがばらばらで打者は打ちづらいみたい。名付けるなら“猫だまし投法”ですかね」

 大相撲の奇襲戦法の一つ「猫だまし」は相手の虚を突くもの。山本のものは社会人の先輩とのキャッチボールで暴投しないようバランスを考えた結果、生まれた。開幕ローテーション入りへ、有効活用する。(福浦 健太郎)

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