楽天ドラ2岩見、シャトルラン最下位 中1の平均にも及ばず

[ 2018年1月11日 05:53 ]

シャトルランでドラフト2位岩見(左)が最初に脱落、1位近藤も2番目に離脱
Photo By スポニチ

 楽天のドラフト2位・岩見(慶大)が楽天生命パークで行われた新人合同自主トレの「20メートルシャトルラン」で、新人10選手中で最下位の71回だった。オフに体重7キロ増となった1メートル87、115キロのスラッガーは序盤こそ快調だったが、次第に足元がおぼつかなくなり、早々に離脱。「結構、最初からしんどかった。始まってすぐに“やばい”と思った」と苦笑いした。

 文部科学省の発表によれば、16年度の中学1年生の全国平均が74・94回だが、岩見は及ばず。「(シャトルランは)小学生以来。当時は80回を超えていたと思うので、下回って恥ずかしい」。小学生時代の自身も超えられず肩を落とした。

 ただ、巨漢外野手の「売り」は、東京六大学リーグ史上3位の21本塁打を放った打撃力で、持久力ではない。「1試合で20メートルを70回も走ることはない。塁間を走れればいい」と意に介さず。1軍スタートが内定している2月の久米島キャンプまで、故障しない体づくりを念頭に置いてトレーニングしていく。 (黒野 有仁)

続きを表示

2018年1月11日のニュース