阪神・呂彦青が来日 新人合同自主トレに異例の合流

[ 2018年1月11日 05:33 ]

虎風荘に到着した阪神・呂彦青
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 昨年11月に阪神と契約を結んだ呂彦青投手(21=国立台湾体育運動大)が10日、台湾から来日し、鳴尾浜の合宿所「虎風荘」に入寮した。「プロになって阪神に入団できてうれしい」と喜びをかみしめ、12日からは新人合同自主トレへの異例の合流が決まった。

 支配下選手枠の新外国人選手が新人合同自主トレに加わる例は極めて珍しく、最近では15年に西武に入団した郭俊麟くらい。球団関係者は「彼は新人と同等と見ている。アマチュア出身だし」と育成重視の方針を明かした。本人も十分に理解し、入寮に持参したのは必要最低限の生活用品や衣類だけ。「一番勉強しなければいけないのは言葉。早くチームメートと話せるようになりたい」と抱負を語った。

 日本野球について動画サイトなどで勉強中で阪神の選手や今ドラフトで最大の注目を集めた日本ハムの清宮も熟知。キャンプは2軍スタートが有力で、「もし対戦することがあれば、ドラフトで一番注目された選手だし、全力を尽くしたい」と意気込んだ。

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