中日ドラ5伊藤康 忘れない…星野氏にキャッチボール褒められた

[ 2018年1月8日 05:30 ]

新人合同自主トレ前に黙とうをささげる(右から)鈴木博、石川、高松、清水、伊藤康、山本、大蔵、石田
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 中日の新人合同自主トレが7日にナゴヤ球場で始まり、ドラフト5位・伊藤康祐外野手(17=中京大中京)は4日に死去した星野仙一氏との接点を明かし、「ドラゴンズでプレーすることになりました。頑張りますと報告したい」と闘志を受け継ぐことを宣言した。

 小学校のころ、2学年上の兄・寛士(法大)がボーイズリーグの日本代表として米国メリーランド州・アバディーンで開催された「カル・リプケン世界少年野球大会」に出場。家族で応援に行き、宿泊ホテル前で遊んでいると「キャッチボールするか?」の声が飛んできた。主は07年から同チームを支援していた星野氏だった。

 かけられた言葉は鮮明に残る。「いい球が来ているぞ」。「体のこっち(左)側に来る球は良くないんだ」。当時は見たことある…くらいの認識で、のちに「本当にすごい人とキャッチボールしたと分かりました」と驚いた。自分が代表入りした中学1年時には招待された京セラドームで楽天監督だった同氏と再会。贈られた「夢」と記されたボールと集合写真は家宝として愛知県蒲郡市の実家に飾ってある。

 ナゴヤ球場には半旗が掲げられ、練習前には新人選手、球団スタッフが黙とう。星野氏が闘志をむき出しにして戦った場所で、伊藤康もプロとしての一歩目を踏み出した。(桜井 克也)

 ◆伊藤 康祐(いとう・こうすけ)2000年(平12)2月3日生まれ、愛知県蒲郡市出身の17歳。小1時に形原アトムズで野球を始め三塁手。岡崎葵ボーイズでは投手兼内野手で、中1夏の世界大会で優勝しMVP。中京大中京では3年夏に甲子園出場。兄・寛士さん(法大)は15年のU―18W杯準優勝メンバー。1メートル74、75キロ。右投げ右打ち。

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