正月恒例「今年の漢字」画伯として、GM補佐としてハムの現在、未来を「描」

[ 2018年1月4日 08:30 ]

2018年の目標とする漢字一文字を「描」とした木田画伯
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 日本ハム・木田優夫GM補佐(49)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、毎年恒例の新春に掲げる今年の漢字一文字です。2018年の目標とした漢字一文字は「描」。画伯としてのイラストだけでなく、GM補佐としてさまざまなものを“描く”ことも大きな仕事です。チームの現在の状況、未来像を描き、強くてファンから愛されるファイターズをつくらなければなりません。どんなチーム像を描くのか、今年も楽しみです。

 明けまして、おめでとうございます。今年も北海道日本ハムファイターズと球界絵日記をよろしくお願いします。

 新年1回目は、恒例になってきています今年一年の目標とする漢字一文字を書いてみました。今年の一文字は「描」です。これは3年間、GM補佐の仕事をしてきて、僕に一番足りないものは何かと考えたときに、僕の頭の中にいろんなものが描けていないことじゃないかと思ったからです。現在のファイターズのこと、未来のファイターズのこと、チームや組織としての全体像、さらに選手個々の成長した姿など、本当ならもっともっと考え込んで僕の頭の中にいろんなものを描いていなければいけなかったと思います。そこが足りなかったので、僕自身バタバタと動き回るだけで、チームに迷惑をかけるばかりでした。

 もちろん、これからのファイターズを描いていくのはGMであり、栗山監督であり、選手たちですが、みんなが気持ちよく描けるように僕も頭の中にたくさん絵を描いておかないといけないと思っています。毎年、チームが変わらない部分と変わる部分がありますが、今年は荒木2軍監督の就任やコーチ陣の入れ替えもありました。チームスタッフも新しい人が加わっていて、例年よりも代わって大きくなっています。このメンバーがファンの皆さんと楽しい絵が描けるように頑張っていきます。

 また、去年発表しましたが、見事に描かれた新球場案を見ていただけたでしょうか。あの絵を実現させるためにも、今年は大切な一年になると思います。そして何よりこの球界絵日記で今年もたくさん描いていきたいと思っています。 (日本ハムGM補佐)

 ≪昨年は「知」≫木田GM補佐が昨年の目標に掲げた漢字一文字は「知」だった。野球をもっと「知る」こと、さらに野球界のこともより深く「知る」こと。それだけでなく、運命の人と「知り合う」という意味も込められていた。昨年は野球を知り、今年は描いていく。ただ、もう一つの「知り合う」方はまだのようで…。

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2018年1月4日のニュース