阪神・石井 原口と“育成バッテリー”意欲 まず支配下

[ 2018年1月4日 05:30 ]

澄み切った空の下、キャッチボールで始動する石井
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 阪神の育成ドラフト1位・石井将希投手(22=上武大)は3日、群馬県伊勢崎市の同大グラウンドで自主トレを公開し「育成バッテリー」結成に意欲を見せた。

 17年ドラフトではチーム唯一の育成選手として入団しただけに「一日でも早く支配下に上がれるように」とまずは具体的な目標を掲げた。そして、その先の理想に、育成を経験し今季は本格的に捕手で勝負する原口とのコンビ結成を思い描いた。

 「育成から活躍された選手がいる。自分がまず1軍で登板できるようになって、できればそういう(原口とバッテリーを組む)こともしてみたい」

 容易な道ではないが、17年日本シリーズでは、ともに育成ドラフト出身のソフトバンクの千賀と甲斐がバッテリーを組み、勝利に貢献したばかり。石井と原口がバッテリーを組むようになれば、チームにとっても大きな刺激となるはずだ。

 「強気な投球とストレートのキレをアピールしていきたい」。夢を叶えるべく、下克上を狙う。

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2018年1月4日のニュース