44歳イチロー王手 最多26年連続本塁打&タイ25年連続盗塁

[ 2018年1月1日 05:40 ]

マーリンズからFAとなったイチロー
Photo By スポニチ

 メジャーで確かな実績を残したベテランの日本選手たちが、所属先未定のまま年を越した。イチロー外野手(44=マーリンズからFA)、上原浩治投手(42=カブスからFA)、青木宣親外野手(35=メッツからFA)の3人で、いずれも米球界でのプレーを希望。新天地で残す足跡が、さらなる偉業へとつながる。

 昨年12月23日に行われた学童軟式野球大会「イチロー杯」の閉会式。そこでイチローは子供たちをまね、キレッキレの「ランニングマン」のダンスを披露した。44歳。されど日米通算4358安打のレジェンドは、気持ちも体も若いままだ。

 「44歳でも頑張ろう、って思っています。もちろん来年も野球選手でいたい」

 今季1本塁打を記録すればオリックス時代の93年から26年連続となり日米通算でメジャー記録を超え、1盗塁すれば94年から25年連続でメジャー記録に並ぶ。いずれもメジャー記録保持者は歴代最多1406盗塁のリッキー・ヘンダーソン。ヘンダーソンは45歳シーズンの03年に引退。50歳まで現役を目指すイチローが、同じ年齢で新&タイ記録を狙う。

 出場機会に恵まれさえすれば通算安打数も着々と順位を上げるはずだ。メジャー通算は3080安打。昨季と同じ50本を放てば歴代21位のデーブ・ウィンフィールド(3110)、20位のアレックス・ロドリゲス(3115)を上回る。

続きを表示

2018年1月1日のニュース