ツインズのサノ内野手が性的暴行で告発される 本人は完全否定

[ 2017年12月29日 11:05 ]

セクハラで告発されたツインズのサノ(AP)
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 大リーグ・ツインズのミゲル・サノ内野手(24)が、女性カメラマンから2015年に性的暴行を受けたとして告発された。

 訴えたのは当時ツインズのファン専門サイトのブログなどを担当していたベッツィー・ビッセンさん(37)で、モールで行われたサイン会のあと「手首をつかまれてトイレの中に連れ込まれそうになりました。そして彼は何度も私にキスをしようとしてきた」とツイッターで当時の模様を生々しく証言。10分間ほど叫びながら抵抗するとようやくサノがあきらめたとしている。

 AP通信によれば、サノは代理人のカイル・サウザンド氏を通して「そんなことは絶対にしていない。事実無根。私は女性をリスペクトしているし、これまでセクハラの被害にあった人たちに同情している」と容疑を完全に否定。一方、ビッセンさんは「彼が素晴らしい選手だという評判を聞くたびに、私を傷つけようとしたあのおぞましい姿を思い出します」とまったく違う見解を示している。

 なおツインズ側は「告発された事実は認識しているが、今はコメントを控えたい」という声明を出した。

 1メートル93、117キロの巨漢で、三塁手と指名代打としてツインズに在籍しているサノは昨季、打率・264と28本塁打をマーク。球宴にも初出場を果たしていた。

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