さんま「ハムの名誉師匠」、ファンクラブ入会 木田GM補佐また大物獲得

[ 2017年12月29日 05:30 ]

日本ハムのファンクラブに自腹入会した明石家さんま
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 来季、2年ぶりのリーグ優勝を目指す日本ハムのファンクラブに、お笑いスターの明石家さんま(62)が入会したことが28日、分かった。木田優夫GM補佐(49)が今秋ドラフト会議で、7球団競合した清宮幸太郎内野手(18=早実)の抽選を引き当てた際に助言を得ていたことが発端。「名誉師匠」の肩書を与えられ、大きな話題を呼びそうだ。

 ファンがまた一人増えた。しかも、お笑い界の「レジェンド」だ。明石家さんまの直筆のファンクラブ申込書を披露した木田GM補佐は「僕自身、お世話になってきて、ファイターズを応援していただけることになった。ありがたい」と感謝した。

 発端は10月26日、都内で行われたドラフト会議だ。高校通算111本塁打を誇る清宮に7球団が競合。木田GM補佐が抽選で引き当てたが、前日に親交があるさんまから「左手で引け」と助言され、それを実践。直後にお礼も兼ねて電話した際に「せっかく縁ができたので、ぜひ応援してくれませんか?」と入会を打診した。その時に快諾は得られなかったが、数日前に都内で交渉して合意。その場でしっかり入会金の3600円も徴収した。

 さんまに敬意を表し、今回はファンクラブ会員の「名誉師匠」という肩書がつく。本人は「面倒くさい」と愚痴をこぼしているようだが、来年は札幌ドームでの始球式やイベント出演などが期待される。実際、木田GM補佐がBCリーグの石川に所属していた14年には後援会に入り、同年の引退試合ではノーギャラで「一日コーチ」を務めたこともある。

 木田GM補佐は「さんまさんはファイターズの選手に会うのも楽しみにされている。盛り上がっていければいい」と語る。「日本ハム・清宮」の生みの親ともいえるだけに、夢の対面も実現するかもしれない。ファンクラブ会員は9月から募集を開始し、順調に会員数も伸びている。大谷がメジャーに移籍しても、話題には事欠かない。(山田 忠範)

 ▽木田GM補佐と明石家さんま 20年来の付き合いで、現役の巨人時代から「お笑いの大師匠」と崇拝。98年12月の大リーグ・タイガース入団会見ではアドバイスを受け、羽織はかま姿でマウンドに登場した。また、現役引退に花を添えるため、14年9月に当時所属していたBCリーグ石川の「一日コーチ」をさんまが快諾。毎年クリスマスに放送されるフジテレビ「明石家サンタ」では、トナカイの着ぐるみでの登場が恒例となっている。

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