広島など3球団、NPB仕事納め 連覇には満足もCS敗退糧に

[ 2017年12月29日 05:30 ]

 プロ野球は28日、リーグ連覇を果たした広島と阪神、巨人のセ・リーグ3球団がそれぞれ仕事納めを迎えた。また、日本野球機構(NPB)も年内の業務を終了した。

 広島は37年ぶりのリーグ連覇を果たし、松田元オーナーが「非常にいい年だった。皆さんに喜んでもらえた」と満足そうに語った。CSで敗退し、日本シリーズ進出を逃したが「強くなる過程の中で今年は重要な年だったんじゃないか」と前向きに捉えた。

 阪神は今季4位から2位に浮上したが、谷本修球団本部長は球団職員へ「金本監督の言葉を借りると、チームとして2位は敗者。非常に悔しいシーズンだった」とあいさつ。来季は野球アカデミー創設などが予定されており「やりがいのある一年にしたい」と話した。

 巨人は11年ぶりのBクラスに沈み、老川祥一オーナーは「ファンの気持ちは変わらず熱く燃えています。来年は本当に正念場」と訓示した。来季からプライマリーマークを刷新する。「新しい旗の下、気分を一新して、来年こそ優勝、日本一を目指しましょう」と呼びかけた。

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