履正社・岡田監督 就任30周年慰労会、ロッテ安田にキング指令

[ 2017年12月29日 05:30 ]

履正社岡田監督・広瀬コーチ就任30周年慰労会で乾杯する(左から)岸田、T―岡田、安田、岡田監督、坂本、寺島、山田、宮本
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 履正社・岡田龍生監督(56)と広瀬哲志コーチの「就任30周年慰労会」が28日、大阪市内のホテルで行われた。教え子のヤクルト・山田哲人内野手(25)、オリックスのT―岡田外野手(29)ら同校出身のOBが約360人参加。2人の本塁打王とともに壇上に上がったロッテ1位・安田尚憲内野手(18)は決意を新たにした。

 「同じ高校の素晴らしい先輩方ばかりで緊張しました。(2人は)自分が目指すべき存在。追いつけるように頑張りたいです」

 10年にT―岡田が、15年に山田が本塁打王を獲得。同一高校から2人の本塁打王を輩出したのは、同校を含めて過去に2例しかない。安田が来年以降にキングに輝けば、史上初の快挙になる。岡田監督は「履正社から3人目の本塁打王を目指してほしい。安田なら狙える」と奮起を促し、安田自身も「ホームランにはこだわってやっていきたいです」と表情を引き締めた。

 また、桜宮高時代に教えを受けた阪神・矢野2軍監督も会場に駆けつけた。岡田監督は「矢野が将来タイガースの監督になったら、投手は寺島、捕手に坂本、一塁にT―岡田、二塁に山田、遊撃手は(ヤクルト6位の)宮本で固めてもらいたい」と話し、会場の笑いを誘った。(吉仲 博幸)

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