オリ世那 サイド転向どころか…アンダースローに挑戦へ

[ 2017年12月21日 05:30 ]

オリックスの佐藤世
Photo By スポニチ

 オリックス・佐藤世が20日、アンダースロー転向を視野に入れていることを明かした。横手投げに挑戦した台湾での「2017アジアウインターベースボールリーグ」を踏まえ、「試合になると腕が上がってしまう。自分としては、もっと下からのイメージ」と来春キャンプへ向けたフォーム固めを掲げた。

 台湾では2試合計3回で自責点0、5奪三振など一定の成果があっても理想の腕の位置はさらに下にあった。18日の帰国後初練習だった大阪・舞洲の球団施設のブルペンでは約50球の投球練習。40球を下手投げで試し、見守った酒井育成コーチも「向かってくる迫力のある球もあった」と評した。

 プロ入り後の下手投げ転向は極めて異例で「高校の時から練習で投げていて感じはよかった」と表情は明るい。球団OBにはアンダースローで通算284勝を挙げた山田久志氏がいる。来季が高卒3年目。大胆な変身で1軍枠に食い込むか、注目だ。(桜井 克也)

続きを表示

2017年12月21日のニュース