阪神・坂本「東京五輪に出たい」子供たち前に秘めた思い言葉に

[ 2017年12月21日 05:30 ]

子供たちの前で東京五輪出場の夢を語る坂本
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 阪神・坂本が20日、東京都練馬区立南田中小学校で「JFAこころのプロジェクト夢の教室」に先生役として参加し、「東京五輪出場」という自らの夢を明かした。

 小学5年生の児童27人に「夢の大切さ」を力説。目を輝かせて耳を傾けてくれた子供たちを前に秘めていた思いを言葉に出した。「オリンピックに出たい。プロ野球選手になってから、この夢を持っています」。授業を終えた後に真意を打ち明けた。

 「東京五輪で野球が復活する。年齢的にも一番動ける。レギュラーでもないので“何言ってんねん”と言われるかもしれないけど、子供たちを見て、それを夢として捉えて向かっていくのは大事だと感じた」

 26歳で迎える3年後の夏に大目標を達成するには、まず虎の正捕手にならなければならない。投手陣の信頼を得ることが最優先と考え、新外国人モレノや馬場ら新人投手の映像を既に確認済み。「自分を表現できなくて結果を出せないのはもったいないので」と助言もいとわない考えだ。

 「けがをしないことが大前提。そこを考えたトレーニングや体調管理をしていく。評価は周りにしてもらうものだが、自分でつかみにいかないと。勝ち取りたいと思う」。来季が勝負の3年目。梅野らとの競争を制した先に夢の舞台が待つ。(巻木 周平)

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2017年12月21日のニュース