コミッショナー マーリンズ新オーナー陣を擁護 長期的なチーム運営強調

[ 2017年12月21日 10:47 ]

大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー (AP)
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 元ヤンキースのデレク・ジーター氏らを中心とするマーリンズの新オーナー陣は、今オフにスタントン、オズナ、ゴードンといった主力をトレードで放出。チームのコストカットを推し進めているが、こうした再建計画にファンからは不満の声も聞かれる。

 しかし、大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(59)は、こうした新オーナー陣の戦略を擁護。20日にESPNのラジオ番組に電話出演した同コミッショナーは、新オーナー陣が長期的な視点でチームを運営していることを強調し、そうした戦略が、結果的に勝利をもたらす可能性があるとの考えを述べた。

 今季は2011年から3年連続でシーズン100敗を経験したアストロズがワールドシリーズを制覇。コミッショナーはこうした例も挙げた上で、より市場規模の小さいチームが勝つためには、痛みを伴うプロセスを踏む必要があるとし、改めてマーリンズ新オーナー陣が選択した長い視点でのチーム運営に理解を示していた。

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2017年12月21日のニュース