宮本ヘッド入閣決意の裏側 知美夫人の言葉に背中押された

[ 2017年12月20日 09:31 ]

ヤクルト宮本ヘッドコーチインタビュー

色紙にチームスローガンで「再起」を記した宮本ヘッド
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 《取材後記》 厳しいイメージが先行する宮本ヘッドコーチも、家族の話題には自然と笑みがこぼれた。古巣からの入閣打診。「最後は愛情で決めた」と振り返るように愛着は強かったが、わずかに気掛かりだったのは家族のことだったという。野球に打ち込む長男は来年4月で小学6年生。「そこ(小学校卒業)までは野球をみたいと思っていた」。そんな心配事を解消するように、そっと背中を押したのも、また家族だった。

 「息子のこともあったから“やらないでほしい”と言うと思ったが、“いずれユニホームを着させていただける機会があるのなら、今でいいんじゃない”と言われた」。一番近くで支え続けてきた妻・知美さんの言葉。インタビューで回想しながらホッとした表情を浮かべたのが印象的だった。 (ヤクルト担当・川手 達矢)

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2017年12月20日のニュース