啓新・大八木監督 退任へ 東海大甲府で甲子園11度出場

[ 2017年12月19日 06:18 ]

啓新の大八木監督
Photo By スポニチ

 東海大甲府で春夏合わせ11度甲子園に出場し17勝を挙げた啓新(福井)の大八木治監督(64)が今月限りで勇退することが18日、わかった。動体視力の衰えを最大の理由に挙げ、高校野球の指導の第一線から退く。

 東海大相模、東海大で捕手としてプレーし1979年から東海大甲府を指揮。対戦相手を研究するデータ野球を導入し、85年夏には山梨県勢として初の全国4強に導いた。教え子の久慈照嘉(現阪神内野守備走塁コーチ)、萩原淳(現四国・愛媛コーチ)らをプロ球界に輩出し、2012年4月に野球部を創設した啓新の初代監督に就任。阪神のドラフト6位・牧を擁した今夏は福井大会準々決勝で福井商に敗れ甲子園出場を逃していた。

続きを表示

2017年12月19日のニュース