ハム、メジャー通算44発アルシア獲得発表 栗山監督期待「打線に厚みが」

[ 2017年12月15日 15:34 ]

日本ハムが獲得を発表したアルシア(AP)
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 日本ハムは15日、前ダイヤモンドバックスのオズワルド・アルシア外野手(26)との契約が合意に達したことを発表した。

 1年契約で、年俸は1億3000万円プラス出来高。背番号は未定。

 同外野手は今季はダイヤモンドバックス傘下3Aリノで24本塁打をマークした右投げ左打ちの外野手。エンゼルスに移籍が決まった大谷翔平投手(23)の「打」の穴を埋める存在として期待される。

 アルシアは、ベネズエラ生まれの26歳。07年にツインズ入団。13年にメジャーデビューし、14年には103試合で打率.231、20本塁打、57打点。レイズ、マーリンズ、パドレスを経て、今季はダイヤモンドバックス傘下マイナーでプレーした。メジャー通算は288試合で打率.235、44本塁打、131打点。1メートル83、102キロ。右投げ左打ち。

 アルシアは球団を通じ「ファイターズへの入団が決まり、家族ともども、大変喜んでいます。経験したことのない国でのプレーを想像すると当初は不安もありましたが、ファイターズ駐米スカウトからの熱心な説明に、気持ちが一気に高まりました。今はファイターズのユニフォームに袖を通すことを本当に楽しみにしています。持ち味である長打力を生かし、大事な場面でしっかりとした働きができるよう、まずは春季キャンプに向け準備を進めます」。

 また、栗山監督は「待ち望んでいた左のパワーヒッターを獲得し、考えうる来季の打線に一気に厚みが増しました。22歳の若さでメジャーデビュー、いきなり14本塁打し、翌年も20本塁打。実績・実力とも十分にある逸材です。今季は3AでOPSが1.000を超え、打率は.326を記録するなど、長打と確実性を兼ね備えています。広角に打ち分ける柔軟さがあり、ファイターズでは打線の中核を担う可能性が非常に高いと期待しています」とコメントした。

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2017年12月15日のニュース