奨成もビックリ?ドラ4永井の存在感

[ 2017年12月14日 10:00 ]

広島のドラフト4位・永井
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 広島の新入団選手発表が13日、広島市内のホテルであった。明日のスターを目指すホープたちの門出。地元広陵高の中村奨成捕手(18)が多くの注目を集める中、異彩を放つ選手がいた。ドラフト4位の永井敦士外野手(17=二松学舎大附)がその人だ。同2位の山口翔投手(18=熊本工)が思い出し笑いする。

 「皆、乗りがよくて笑いが取れるから楽しい。中でも、第一印象で面白いと思ったのは永井。あの眉毛はもう…。シャンシャンに似ていると言われ、本人は怒っていました」

 発表に先立ち、新入団選手や家族は前日12日に広島入りし、ホテルに宿泊。高校生の選手数人が中村奨の部屋に集まり、仲良く談笑していたという。その時、テレビ画面に偶然映し出されたのが、赤ちゃんパンダのシャンシャン。永井本人が苦笑まじりに振り返る。

 「シャンシャンが映った時に、中村奨成が“永井に似てるやん”と。自分はもちろん、全力で拒否しました」

 シャンシャンに似ているかどうかはともかく、顔立ちが精悍(せいかん)で、太くて濃い眉毛がりりしく、実年齢よりも落ち着いて見える。あだ名を聞くと、「毛と呼ばれています」と言って、恥ずかしそうに笑った。このおおらかさ。それは憧れの先輩に共通するものでもある。

 「誠也さんはチームに大切な1本を打てる人。プロの世界は厳しいという自覚を持って練習し、自分も誠也さんのように愛される選手になりたいです」

 今をときめく鈴木誠也外野手(23)の直系。今季4番を担ったスラッガーは、攻守走で圧倒的な力を見せつける半面、人を楽しませるひょうきんな一面も持ち、そのギャップにファンは親しみを覚える。無論、永井自身も単なるいじられキャラにとどまらない。

 二松学舎大付では1年秋から4番。右方向に強い打球が打て、高校通算47本塁打を誇る。50メートルを5秒8で走る脚力も魅力で、新入団発表の席では5年前の鈴木と同じ「トリプルスリー」を将来の目標に掲げた。

 眉毛が太くて濃い人は一般的に、体力や精神力が強くバイタリティーがある…と伝えられる。人相学的にはプロ向き。きっちりオチをつけて笑いを取るあたりも、誠也2世を目指すにふさわしい。

 「全力で拒否したけど、シャンシャンでファンの人に覚えてもらえるなら、それでいこうかな…と」

 希望あふれる師走の晴れ舞台。りりしい17歳がこの先にどう成長し、お立ち台でどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

 (江尾 卓也)

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