オリ金子 球界最高5億円でサイン 本塁打規定の変更を直訴も即却下…球団幹部から「冗談でしょ」

[ 2017年12月12日 05:30 ]

契約更改を終えて会見に臨むオリックス・金子
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 オリックス・金子千尋投手(34)が11日、大阪・舞洲の球団施設で交渉し、現状維持の推定年俸5億円で契約更改した。現時点で2年連続最高年俸を「責任感はある」と受け止め、4年契約最終年の来季へ「優勝したいではなく、するつもりで1年間戦っていく。最終年だから頑張るのではない。毎年が勝負。いつも“この試合で終わる”くらいの気持ちで投げています」と強い決意を込めた。

 3年ぶり2桁の12勝やリーグ3位の184回1/3を記録しても「全くと言っていいほど、達成感がない」と振り返った。勝率6割台で21被本塁打は自己ワースト。「14年を超える成績を残せたら、少しでも優勝に近づく」と16勝5敗、防御率1・98で沢村賞も獲得した3年前を上回ることを目標に掲げた。

 勝利への強い欲求は仰天要望!?に表れた。本拠地・京セラドームの本塁打規定の変更だ。4・2メートルの外野フェンス超えで本塁打となる現ルールに対し、グラウンドから約8メートルの2階レストラン席超えを希望。実現すればフェンスが約3・8メートル高くなる計算でも、森川秀樹球団本部長補佐に「レストランに本塁打が飛び込むのが一つのウリ。冗談でしょう」と即却下された。難しいとは分かっていながらも「内心、真剣だったんですが…」と苦笑いしきりだった。

 年明けは2年連続で米国での自主トレを予定。入団以来13年間、優勝を知らず球団としても頂点に立ったのは96年が最後。「一人だけでは難しいが、僕がやらないといけない」。自覚と覚悟を胸に勝負の来季を見据えた。(桜井 克也)

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