エンゼルス“大谷シフト”サバシア獲り、二刀流に6人ローテ整備

[ 2017年12月12日 05:30 ]

エンゼルスが獲得を目指すCCサバシア(AP)
Photo By AP

 日本ハムからポスティングシステムで大谷翔平投手(23)を獲得したエンゼルスが、ヤンキースからFAとなったCCサバシア投手(37)の獲得に動いていると10日(日本時間11日)、ニューヨーク・ポスト紙が報じた。二刀流のバックアップに不可欠な6人制ローテーション実現に向け、手薄な先発陣の強化に着手した。大谷は日本時間12日早朝に帰国する。

 入団記者会見から一夜明けた10日。米西部時間午後10時前のロサンゼルス国際空港に、大谷が姿を見せた。黒シャツ、淡いブルーのジャケット姿。一般客とは別に用意された通用口から入り、帰国の途に就いた。今後は千葉・鎌ケ谷で、手術を受けた右足首のリハビリと本格的なトレーニング再開へ動きだす。

 マイク・ソーシア監督が二刀流へのバックアップを約束したエ軍は6人制ローテーションの整備に向け、すぐに動いた。ニューヨーク・ポスト紙は複数の関係者の情報として「エ軍とサバシアが来季、大谷とのローテーション形成に向けて話し合いを持った」と報じた。サバシアはシーズン終了後に「ヤンキース残留が第一の選択肢」と話しているが、他球団の話も幅広く聞く構えでいる。

 同紙は、ヤ軍への残留を熱望する同僚の救援右腕ベタンセスの「彼は投手陣全員のリーダー。戦力としてもクラブハウスでも大きな存在」との談話を紹介した。その言葉が示すように、今季は田中ら20代が主体の先発陣にあってチーム最多タイの14勝(5敗)を挙げた通算237勝左腕は、ポストシーズンでも4試合で防御率2・37と存在感を示した。

 大谷は入団会見で主軸のトラウト、プホルスらについて「学ぶところしかない。見て学ぶこともあれば、聞いてみることもあるんじゃないかと思う」と話した。絶対的なエースもリーダーも不在のエ軍に、サバシアはうってつけの存在。交渉の行方が注目される。

 ◆CCサバシア 1980年7月21日、カリフォルニア州生まれの37歳。98年ドラフト1巡目でインディアンス入りし、メジャーデビューした01年に17勝。08年途中にブルワーズ、同年オフにヤンキースへ移籍した。09、10年最多勝、07年サイ・ヤング賞。球宴選出は6回。通算237勝はコローン(ツインズからFA=240勝)に次ぐ現役2位。1メートル98、136キロ。左投げ左打ち。今季年俸は2500万ドル(約28億2500万円)。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2017年12月12日のニュース