大谷、リップサービスで米メディア魅了 コメントも“二刀流” 

[ 2017年12月11日 05:30 ]

大谷エンゼルス入団会見

入団会見後、テレビの質問に答える大谷
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 大谷がファーストコンタクトで魅了したのはファンだけではない。詰めかけた日米250人の報道陣のうち、約180人と7割以上を占めた米メディアに対して記者会見後に取材対応。そこでリップサービスを連発した。

 エンゼルスタジアムから車で5分の距離にあるディズニーランドについて聞かれると「ディズニーランドは本当に何年も行っていないので、ぜひ行ってみたいですね」とニッコリ。過密日程のメジャーではオンとオフの切り替えが、これまで以上に重要となる。日本では小学生時代に家族と訪れたという「夢の国」でのリフレッシュに興味を示した。

 また、既に「OHTANI」のユニホームを着たファンがいたことに「早いなあと思いました」と感心。愛称を問われると「あだ名とかはなくて、逆に付けてもらいたいです」と訴えた。これを受け早速、大リーグ公式サイトでは募集をスタート。翔平の名前にかけた「Shogun(将軍)」「Sho―Time(ショータイム)」「Big Sho(ビッグ・ショー)」などが寄せられた。

 一方で「自らの存在により優勝の確率が上がる?」「日本のベーブ・ルースと呼ばれているが」など真剣な質問には、普段通り謙虚な姿勢を貫いた。「自分がチームを変えられる力があると思っていないですし、ベーブ・ルースのような存在とも思っていない」。コメントに硬軟を織り交ぜる二刀流。マウンドや打席だけでなく、試合後のメディア対応も「ショータイム」になるかもしれない。

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2017年12月11日のニュース