仙台育英野球部員らが飲酒&喫煙 1人は急性アルコール中毒で救急搬送

[ 2017年12月6日 09:11 ]

 甲子園の常連校で、今夏の全国高校野球選手権大会で8強入りした仙台育英高(仙台市宮城野区)の硬式野球部員と引退した3年の計6人が11月、市内の飲食店で飲酒や喫煙をしていたことが6日、同校への取材で分かった。うち3年の1人が急性アルコール中毒の疑いで救急搬送された。

 同校は既に宮城県高校野球連盟に報告しており、今後、生徒への聞き取りなどを進め、処分を検討する。6人の中には、夏の全国大会でベンチ入りした生徒も含まれているという。

 同校によると、6人は2年と3年の各3人。11月27日午後7時ごろから約4時間、剣道部を引退した3年の2人と共に、仙台市青葉区の飲食店で飲酒、喫煙していた。8人全員が事実関係を認めている。

 野球部員の一部は寮に住んでいるが、「家族と面談する」と申告し、外出許可を得ていた。

 同校の真山晴夫副校長は「多くの生徒が頑張っている中、非常に残念だ。生徒の指導と管理を徹底したい」と話した。

 仙台育英の硬式野球部はこれまでに夏の全国大会に26回、春の選抜大会に12回出場している。

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2017年12月6日のニュース