賢介「事実上クビ」1億2500万円減 悩んだ末にハム残留

[ 2017年12月5日 05:30 ]

札幌市内の球団事務所で契約を更改した日本ハム・田中賢
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 3年契約3年目を終えた日本ハムの田中賢介内野手(36)が札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2億円から野球協約の減額制限(1億円以上は40%)を大幅に超える1億2500万円減(62・5%)の7500万円プラス出来高でサインした。

 交渉後、硬い表情で「北海道が好きだしチームに残りたいと思った」と語った。今季は序盤で優勝争いから脱落して若手内野手が積極起用され、出場107試合で規定打席も届かず。シーズン後の減額提示に「事実上のクビと同じ。受け入れるまで時間はかかった」と悩んだ末の契約だったことを明かした。

 来季も出場機会は保証されていないが、まだまだ老け込む年齢ではない。「体調を整え、オフもしっかりやりたい」と前を向いた。 (山田 忠範)

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2017年12月5日のニュース