DeNA大和「9」で再出発 阪神時代の「0」選ばず「区切りつける」

[ 2017年12月5日 05:30 ]

横浜スタジアムをバックにポーズをとるDeNA・大和                     
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 国内FA権を行使して阪神からDeNAに移籍した大和内野手(30)が、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。「自信を持っている守備を評価してくれた。チームの優勝、日本一に貢献したい」と意気込みを語った。

 新たな背番号は「9」に決まった。空いていた阪神時代の「0」をあえて選ばなかった理由を「区切りをつける意味で。同じ0だとズルズルいってしまうと思った」と説明。そして「一番に考えたことはチームメートと戦うことだった。でも、決めたからには敵。阪神を倒して日本一になる」と続けた。この日、成田空港から休暇先の米国へ出発したラミレス監督は「遊撃と二塁を競争するメンバーの一人。凄くプラスになる」と期待を寄せた。 (中村 文香)

 ◆大和(本名・前田 大和=まえだ・やまと)1987年(昭62)11月5日、鹿児島県生まれの30歳。樟南では甲子園に2度出場。05年高校生ドラフト4巡目で阪神入りし、07年に現在の登録名に。14年ゴールデングラブ賞。通算862試合で打率・255、3本塁打、130打点、73盗塁。1メートル77、68キロ、右投げ両打ち。

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2017年12月5日のニュース