ヤ軍キャッシュマンGM“仕方ない” 大谷が西海岸希望か

[ 2017年12月5日 05:30 ]

ヤンキースのキャッシュマンGM(AP)
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 ポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指している日本ハムの大谷翔平投手(23)が、入団交渉を行う相手を7球団に絞ったことが3日(日本時間4日)、分かった。

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、大谷側から交渉の意思がないことを伝えられ、「我々のプレゼンは優秀だった。ニューヨークが東海岸の大都市であることは変えられない。全てをアピールしたが、合わない選手には合わない」と語った。本人がシアトル、サンフランシスコ、サンディエゴなどのような西海岸の中小規模の都市を希望したことを示唆した。

 花巻東時代の12年から獲得調査を続け、8月に同GMが来日して直接視察。大谷に使える契約金の枠をトレードで増額し、レンジャーズに続き2番目に多い350万ドル(約4億円)だった。先発投手とDHという補強ポイントにも合致。メジャー最多の世界一27度を誇り、米メディアの間でも本命視されていた。米サイト「ファンラグ・スポーツ」によると、代理人側は大谷に対しヤ軍入りを検討するように助言したというが、交渉の席にもつけずに争奪戦から離脱。キャッシュマンGMは「彼の成功を祈る。才能あふれる選手だ」とエールを送った。

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2017年12月5日のニュース