オリ吉田正 慢性腰痛を手術へ 2年連続離脱「来季こそ万全で」

[ 2017年11月22日 08:45 ]

オリックスの吉田正
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 オリックス・吉田正尚外野手(24)が持病である慢性腰痛の治療のため、近日中にも徳島県内の病院で手術を受けることが21日、明らかになった。万全の状態で来季開幕を迎えるため、決断した。

 「来季こそ万全で開幕を迎えるために最善を尽くすというのが、僕と先生の意見です」

 入団1年目の昨季は球団新人では熊野輝光以来31年ぶりに2桁本塁打を記録したが、腰痛で4カ月離脱。今季も患部の影響で開幕に間に合わず、64試合の出場にとどまった。

 「2年続けて同じこと(腰痛離脱)があって、来季は最低でも規定打席にいかないと、というのがある」

 担当医は腰痛手術の第一人者として知られる名医。今夏に日本ハム・近藤の脊椎内視鏡手術を行ったほか、過去には男子ハンドボール・宮崎大輔、ハンマー投げ五輪金メダリストの室伏広治氏の妹で元陸上選手の室伏由佳氏らにオペを施してきた。負担が少ない局部麻酔による内視鏡手術を予定しており、術後すぐに退院できる見通し。様子を見ながらリハビリする方針で、来年2月の春季キャンプには万全の状態で臨める見込みだ。

 今季は半数以上を欠場しながら、打率・311、12本塁打、38打点。96年を最後に現12球団で最もリーグ優勝から遠ざかるチームに、万全な吉田正の存在が不可欠だ。

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2017年11月22日のニュース