広島バティスタ、ブルペン破壊弾 衝撃130メートル2発

[ 2017年11月19日 09:32 ]

トス打撃を行うバティスタ
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 広島の日南秋季キャンプは18日に最終クール2日目を迎え、サビエル・バティスタ内野手(25)が規格外のパワーを見せつけた。ロングティーで天福球場の右翼後方に位置するブルペンの屋根を破壊。今季11本塁打を記録した強打を武器に本塁打王獲得を来季目標としてぶち上げた。

 選手、コーチ、観客の度肝を抜いた。打球は天福球場の右翼後方にあるブルペンの屋根を直撃。穴を空けた。しかも、2カ所だ。バティスタがロングティーで驚きの推定130メートル弾を2度も描いた。

 「新しいブルペンをつくってもらおうと思って狙ったら、壊れちゃったね。いっぱいお金を持っている球団に弁償はしてもらうよ」

 規格外のパワーを見せつけ、冗談交じりの口調も軽快だ。気をよくしたのか、来季へ向けた壮大な野望も明かした。

 「来年ずっと1軍にいられたら、30〜35本塁打は打ちたい。本塁打王になりたいし、狙うよ!」

 今季は6月初めに待望の支配下契約を勝ち取り、初打席初本塁打の衝撃デビューを皮切りに61試合125打数で11本塁打を記録。本塁打率(打数÷本塁打)11・36はセ・リーグ10本塁打以上の選手ではトップだった。

 仮に同じ確率で500打数立っていれば44発の計算となり、35発で今季本塁打王を獲得した中日・ゲレーロを上回る。決して絵空事ではなく、十分狙える能力の持ち主だ。

 ちなみにウエスタン・リーグでは21発で本塁打率は8・43へさらに上昇。阪神・陽川とともに本塁打王に輝き、あす20日に都内で開かれる「NPB AWARDS 2017」での表彰に備え、きょう19日に一足早くキャンプを打ち上げる。

 「とても充実していた。守備に高い意識を持ってやれた。一塁守備は久しぶりで難しかったけど慣れたよ」

 本塁打王を狙うには出場増が絶対条件だ。1軍では経験のない一塁守備の上達を期して連日のように猛特訓を繰り返し、玉木内野守備走塁コーチからも「進歩している。あとは試合で使えるかというところ」と及第点を与えられた。進化の目覚ましいドミニカンの“ジャパニーズ・ドリーム”にはまだまだ続きがありそうだ。(柳澤 元紀)

 ▼本塁打率 「打数÷本塁打数」で算出され、1本の本塁打を打つのに何打数を必要とするかを示す。数値が低いほど、本塁打を打つ確率が高いといえる。広島のシーズン規定打席到達者で最も良かったのは、80年山本浩二の10・00(440打数、44本塁打)。

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