筒香 宮崎&ロペと3人ベストナイン選出「来年こそリーグ優勝と日本一」

[ 2017年11月18日 05:30 ]

キャッチボールのボールを後ろにそらし苦笑いの筒香
Photo By スポニチ

 セ、パ両リーグは17日、今季のベストナインを発表した。DeNAの筒香嘉智外野手(25)は3年連続3度目の受賞。宮崎敏郎内野手(28)、ホセ・ロペス内野手(33)も選出され、球団から3人以上が選出されたのは98年以来19年ぶりとなった。また、新人王、最優秀選手(MVP)は20日の「NPB AWARDS」で発表される。

 秋晴れの空と同じように、筒香は晴れやかな表情を浮かべた。3年連続3度目のベストナイン選出。19年ぶりにチームを日本シリーズ進出へ導いた男から出たのは感謝の言葉だった。

 「3年連続で選ばれたことを光栄に思うしありがたく思っています。もっともっといいプレーを見せられるように頑張ります」

 ただ、悔しい気持ちも残っている。今季は打率・284で28本塁打。リーグ2位の94打点をマークしたが13年以来、打率3割を切る成績となった。

 ソフトバンクとの頂上決戦でも2勝4敗で、日本一を逃した。「結果的に日本シリーズに出ることはできたが、レギュラーシーズンは3位だった」。あくまでも目標はリーグ優勝。この日は横須賀市内で行われた秋季練習に参加し、ランニングなどで精力的に汗を流した。

 チームからは打点王の3番・ロペス、首位打者の5番・宮崎もベストナインに選ばれた。球団にとって3人以上がベストナインに選出されたのは、日本一に輝いた98年以来19年ぶり4度目の快挙。首位打者に輝いた宮崎は「チームを主軸3人で引っ張って、来年こそリーグ優勝と日本一を達成したい」と力を込め、筒香も「リーグ優勝に向けてチーム全員で頑張っていく」と続いた。3人で261打点を稼ぎ出した最強のクリーンアップで、来季こそ頂点を奪ってみせる。 (中村 文香)

 ▼DeNA・ロペス 本当にうれしく思う。今年は日本一まであと一歩だったので、来年こそ達成できるように頑張る。

続きを表示

2017年11月18日のニュース