ポスティング改定 21日が合意期限 MLBコミッショナー認めた

[ 2017年11月18日 05:30 ]

大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー(AP)
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 大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが、オーナー会議最終日の16日(日本時間17日)に記者会見し、大リーグ選手会が4日後の20日(同21日)にポスティングシステム改定協議の合意期限を設定したと一部の米メディアで報道されたことに対し、その事実を認めて「(選手会と)大きな意見の隔たりがあるわけではない。残っている課題は解決できるもの」と話した。

 今オフは新制度ではなく、従来の制度が適用されて上限2000万ドル(約22億6000万円)の譲渡金が日本の球団に入る。一方で大谷のような25歳未満の選手が得る契約金は現状で最高4億円程度。その「格差」を大リーグ選手会が問題視しているとみられ、譲渡金上限の減額を要求している可能性もある。

 大リーグ関係者によれば、選手会が期限を設定したのは大谷のポスティング問題が決着しなければ他のFA選手の交渉に影響するため。残り4日間の最終調整に注目が集まる。(オーランド・奥田秀樹通信員)

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