大谷利用のポスティング 選手会は同意の見通し 来月初旬に発効見込み

[ 2017年11月17日 10:45 ]

大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー (AP)
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 大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーは16日、オーナー会議が開催されたフロリダ州オーランドで記者会見を行い、日米両球界が大筋で合意に達しているポスティングシステムについて触れ、改定に必要な選手会の同意が得られる見通しを示した。

 今オフは日本ハムの大谷翔平らがポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦することを表明しており、同機構は12月初旬の発効を見込んでいる。

 また、オーナー会議では来季から試合時間の短縮のための施策を導入することを決め、投球間隔を20秒以内にすることや、捕手がマウンドに行く回数を制限する案などが出ている。

 試合時間の短縮は大リーグの懸案事項の一つで、15年には打者は打席を完全に外してはならないとする「時短ルール」を導入。今季からは「敬遠は投手が4球投げずに意思を示すだけ」の申告敬遠を採用したが、9回終了の平均試合時間は3時間5分で、皮肉にも前年の3時間に比べて5分伸びる結果となった。

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