オリックス 阪神からFAの大和獲り“先手”表明「なるべく早く」

[ 2017年11月16日 05:30 ]

阪神からFAの大和
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 フリーエージェント(FA)宣言選手が15日、公示され、資格を持つ85選手のうち7選手が権利を行使した。16日から契約交渉が可能となる。オリックスは阪神・大和内野手(30)の獲得を目指し、週明けにも交渉に乗り出すことを正式表明した。

 阪神、DeNAとの三つ巴の争奪戦で先手を打ったのはオリックスだった。長村裕之球団本部長は、12球団合同トライアウトが行われたマツダスタジアムで取材に応じ、大和について「テーブルにつく。明日にでも連絡して日程調整する」と入団交渉に乗り出すことを明言した。今季は二遊間を固定できず、内外野で抜群の守備力を誇る大和を「どこを守ってもレベルが高く、レギュラーを獲る力がある」と3年以上の複数年契約やレギュラー確約などの条件を提示する見込み。「なるべく早くやりたい」と週明けにも交渉に臨む考えを示した。

 また、日本ハムからFA宣言した通算110セーブの増井に対しても「あれだけの投手。興味はある」と話し、メジャー挑戦を表明している平野が移籍した場合の代役として、獲得を検討している。

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2017年11月16日のニュース